【投資詐欺】ポンジスキームに代表される詐欺の手口3選
こんにちは!甲(@koublog2)です。
先日、投資熱が高まっていることをこちらの記事で解説しました。
高まっているという事は詐欺も増えるという事に繋がります。うまい話が転がってくることはありません。
投資詐欺は、被害にあってしまうと泣き寝入りするしかないケースがほとんどです。
本当にその投資先は信頼できるのか?詐欺に巻き込まれていないか?しっかり確認して投資しましょう。
どうやって見分ければいいの?手口は?
という疑問に対して、解説していきます。
投資詐欺の手口
ポンジ・スキーム
一番有名な手法ですね。詐欺師チャールズ・ポンジに由来する詐欺手法です。
どんな手法かというと…
出資してくれれば、月利20%で運用して還元するゾ。1万人くらいでやってるから元手も大きいゾ。あんな有名人やこんな有名人もやってるゾ。まずはお試しで1万円くらいから試してみるといいゾ。
あえて怪しく言ってますが、こんな感じで出資させます。
ほーん。有名人もやってんのか。1万円でもいいなら試してみるか―
そして、1か月後
運用益が出たから、配分するゾ。君は1万円出資していたから20%の2000円配分だゾ。
マジでお金もらえんじゃん…!信用できるわ…!
追加出資、する?
やります!!!100万円出します!!!
そして、この後も何度か配分し、被害者に信じ込ませ、さらに口コミを広げてもらいます。
実際は、預かったお金から返しているだけです。運用なんて全くしていないのです。
被害者は詐欺だとは知らずに詐欺に加担していきます。恐ろしい。
預かったお金の一部を返しているだけなので何も利益は産んでいません。
返し続けると預かったお金がなくなるだけなので、集めたお金が目標金額に近くなった段階で
ドロンッ
です。その後一切連絡は取れなくなります。
被害にあっても詐欺だったという証明が難しく、泣き寝入りせざるを得ないケースが多いのがこのポンジ・スキーム。
株式投資の年利は、インデックス投資で平均4~6%です。月利20%は怪しすぎますよね。
公的機関装い詐欺
次は、公的機関を装った投資詐欺手法です。
こちら、金融庁の○○です。Xさんでお間違いないでしょうか?
は…はい、そうですが。
あなたが行った投資が、インサイダー取引にあたる可能性があります。心当たりはありますか?
ええっ!いや、ないですないです。まっとうに投資してます。
そうですか…このままですと法令違反により逮捕される可能性もあるので、身の潔白を証明するために弁護士をたてたほうがいいかもしれません。
た、逮捕!?そんなまさか!
よければこちらで解決できるよう進めます。まずはこちらの連絡先に相談してみることをお勧めします。
といった感じでね、架空の弁護士やら解決名目の金銭を要求される詐欺です。
最終的に金銭を払って解決しました!ということにすれば詐欺だとも知らずに終わる可能性もあります。
被害回復型詐欺
次は、個人的により悪質だと感じる被害回復型詐欺です。
うぅっ…詐欺被害にあった…辛い…
あなたも被害にあったんですね…私もです。辛いですよね。
仲間がいた…!本当ひどいことしますよね…
はい、許せないです。今詐欺にあった人たちで集団訴訟を起こそうとしています。あなたもご一緒にどうですか?損失、取り戻しましょう!!!
心強いです!!集団訴訟、是非やりましょう。取り返したい!!!
といった感じでね、訴訟の準備にお金がかかるのでちょっと負担してもらってもいいですか?皆さんにも同じ額払っていただいています。と言ってお金を請求します。
集団訴訟なんて実際には起こさないのに、です。
これは本当、弱みに付け込んだひどい詐欺です。胸糞悪いですね。
まとめ
今回は、投資詐欺の手口を3つ、会話形式にて解説しました。
- ポンジ・スキーム…出資させて、そのお金の一部を返し、後はすべて持っていく詐欺
- 公的機関装い詐欺…金融庁や警察を装い、金銭の支払いを要求する詐欺
- 被害回復型詐欺…詐欺被害にあった人を助けるように見せかけ、さらにお金をむしり取る詐欺
手法や手口を覚えておき、もし自分の身に降りかかることがあっても身を守れるようにしておきましょう。
さまざまな投資手法を知り、平均でどれくらいの利益が得られているのか調べたり、
公的機関からの連絡が本当かどうかこちらから公的機関に問い合わせてみたり。
詐欺の被害者が減ることを願ってます。
おすすめしているインデックス投資での平均利回りについてはこちらで解説していますのでよろしければどうぞ。