TwitterでPayPayの送金詐欺!?手口や対策を解説
TwitterでPayPay送金詐欺が増えている。情報に直ぐに飛びつかず公式サイトで本物か確認。
不審なメッセージがあった場合は連絡を取らずにPayPayのカスタマーサポートに報告。
Twitterで知り合った相手にPayPayで送金後、ブロックされた…詐欺かも。
SNSを通じてPayPay送金詐欺のケースは多数あり詐欺の可能性は高いです。
スマートフォンを利用したキャッシュレス決済サービスは今や生活の1部。
日々の支払い、PayPayユーザー同士の送金、公共料金の支払い、自分の銀行との連携など利用法は多岐にわたります。
下の図は国内におけるPayPay利用率です。
2023年10月25日
PayPay株式会社
PayPayが実施した主な取り組みと、それに伴う主要指標の推移について(2023年度上期)
URL:PayPayが実施した主な取り組みと、それに伴う主要指標の推移について(2023年度上期) | PayPay株式会社
2023年10月4日時点で、PayPayの登録ユーザー数は6,000万人を超え利用登録者数は日本の人口のおよそ半数にあたります。
誰でも気軽に使える機能、国内に多く浸透しているシステムだからこそ詐欺の被害に遭うケースは非常に多いです。
チケット譲渡や出会い系を装った詐欺、PayPay倍増詐欺など手口は巧妙化。
しかし、適切な対処法を知り、予防策を講じることで被害を最小限に抑えることができます。
この記事では、PayPay送金詐欺の被害に遭った方や不安を感じている方に向けて、Twitter上での具体的な詐欺手口、被害時の対処法、そして効果的な予防策について詳しく解説。
また、安全にPayPayポイントを獲得できる正規のキャンペーン情報もお伝えします。
TwitterでPayPayの送金詐欺があるのは事実
Twitterを利用してのPayPayの送金詐欺被害は近年増加傾向。
SNSでは匿名活動が容易で身元を隠して簡単におこなえ、情報は瞬く間に広がるからです。
例えば以下のようなツイートが届いたとします。
一見すると怪しいと誰もが思うもの。
しかし、ツイートした人に沢山のフォロワーがいたり、ある程度仲良くなってDMをしていたりすると安心できるツイートなのではと思ってしまいます。
また「緊急」や「先着」などの言葉を用い煽り、PayPayなど気軽に使える機能に誘導。
結果、送金後にアカウントをブロックしたり削除したりして音信不通になり、騙されたと気付くケースは多いです。
具体的にどんな手口があるのか以下に詳しく解説していきます。
PayPayの送金詐欺手口
具体的な手口は以下の3つです。
先払いを要求される出会い系詐欺
先払いを要求される出会い系詐欺は、SNSや出会い系アプリを通じて行われる詐欺の1つ。
手口の例を以下に解説します。
- 接触
- 出会い系アプリやSNSを通じてターゲットに接触。魅力的なプロフィールや写真を使用
- 信頼の構築
- ターゲットと頻繁にメッセージをやり取り。段々とターゲットは相手を信頼し、好意を抱く
- 金銭の要求
- ある程度信頼関係が築かれた後、何らかの理由をつけて金銭を要求。例えば、「緊急の医療費が必要」や「交通費が足りないので会いに行けない」など
- 先払い要求
- 「PayPay」などの電子マネーでの送金を要求。ターゲットは信頼しているため、要求に応じて送金してしまう
- 詐欺の発覚
- 送金後、連絡が途絶え、だまされたことに気づく
特に多いのが急なトラブルを理由に金銭を送金させる手口。
被害者は感情に訴えかけられ、断りにくくなります。
相手の意図を疑い突然の金銭要求には、一呼吸置いて対応することが対処の1つです。
PayPay倍増詐欺
Twitter等のSNSで「PayPay配布」や「PayPay倍増」などの投稿を観たことある人は多いです。
投稿には、本当にお金を配ったかのように他のユーザーとのDMのスクリーンショットが添付されています。
PayPayの残高画面を見せ、お金があることをアピールし最初は信頼を得るため少額のお金を倍にして返金。
しかし、被害者が信じ、大きな金額を送金すると連絡を絶ってお金を持ち逃げしてしまうケースが多いです。
騙す側は上の2つを理解して詐欺行為をおこなっています。
PayPayフィッシング詐欺
PayPayフィッシング詐欺は巧妙化。ネットを使う側のセキュリティ意識の向上があるからです。
PayPay利用者の増加に伴い、ニュースやネットでも詐欺の危険性を常に訴えています。
利用者側もセキュリティ意識が高まり、従来の単純な詐欺では騙されにくいのが現状。
そのため、詐欺師はあの手この手でより巧妙な手口を使ってきます。
- 偽のウェブサイトへの誘導: PayPayを装ったフィッシングメールやSMSで偽サイトに誘導
- 巧妙な文面:「不審なログイン」などと緊急性を煽る文面や「国税庁」を騙る手口
- SMSの乗っ取り:宅配業者などを装って偽サイトに誘導し、SMSを乗っ取る手口
- SNS等を利用した詐欺: X(旧Twitter)などのSNSで偽キャンペーンや架空販売を行う詐欺
他にも、チケットや商品の架空販売を用いて購入者を募集し、実際の現物は送らずに送金だけを要求するケースも多発。
普段から個人間の取引や送金に細心の注意を払うことが大切です。
では、実際に被害にあった場合はどうすればいいのでしょうか。
以下に送金詐欺が発覚した際に取るべき行動をまとめてみたので参考にしてください。
PayPayで送金詐欺されたときの問い合わせ先
以下の3つに相談することをおすすめします。
警察に相談する
PayPayで送金詐欺に遭った時、警察に相談するのは確かに有効な選択肢の1つ。
被害届を提出し、警察の指示に従って証拠や被害状況を伝え、証拠の提出、詐欺に遭った経緯などを詳しく伝える必要があります。
しかし、捜査には時間がかかることや返金の保証はないことは事前に認識しておくこと。
現状としてネット上の詐欺は犯人を特定するのがとても難しいです。
PayPayカスタマーサポート窓口に相談
電話サポートにて24時間365日、相談に乗ってくれるサービス。
ユーザーの安全を確保するためのサポート体制が万全です。
相談する際は、送金先の情報や詐欺の詳細、送金日時などを正確に伝えることが求められます。
他にもPayPayでは「PayPay」の「送る・受け取る」機能を使って送金する際、取引状況に応じて、警告メッセージを掲出する機能を搭載。
これにより送金詐欺に引っかかっている可能性があるとユーザーが認識する手助けになります。
2023年11月14日
PayPay株式会社
送金詐欺被害を防止するための警告メッセージを掲出
URL:送金詐欺被害を防止するための警告メッセージを掲出 | PayPay株式会社
弁護士に相談する
大きな被害を受けた場合や、警察やPayPayのサポートだけでは不十分な場合、専門的な法律相談が有効。
被害者本人では相手が応じないケースでも、弁護士が代理人として介入することで解決できる可能性が高いです。
特にネット被害の解決を強みにしている弁護事務所であれば、豊富な経験から対策を一緒に考えてくれます。
他にも金融機関の凍結や消費者センターへの相談も被害を最小限に抑える方法。
紹介した3つの機関に被害を報告する際は、以下の4つを証拠として残しておくのが大切です。
では、実際に被害に遭わないように個人は気をつけるべきポイントを次の項目で3つ絞って紹介します。
TwitterでのPayPay送金詐欺の対策
対策は以下の3つです。
個人間で取引しない
PayPay送金詐欺を防ぐために最も効果的な方法の1つは、個人間での取引を避けること。
特にTwitterなどのSNS上で見知らぬ相手との取引はリスクが高いです。
大切な情報のやりとりは顔を知っている友人や家族など、信頼できる相手と取引することがをおすすめ。
ログイン情報を共有しない
ログイン情報の共有とは、あなたのアカウントにアクセスするために必要な個人情報を他人に教えたり、渡したりすることです。
具体的には以下のような情報が含まれます。
- ユーザー名やアカウントID
- パスワード
- 電話番号(SMS認証に使用される場合)
- メールアドレス
- 秘密の質問とその回答
- 二段階認証のコードや認証アプリの情報
情報を知らない相手に伝えた場合、アカウントが乗っ取られ、あなたの資金を不正に送金する危険性や個人情報が漏洩するリスクが高いです。
また、さらなる詐欺や不正行為の標的にされる可能性も。
気軽に使えるアプリだからこそ、ログイン情報は絶対に共有しない。不審なリンクはクリックしないなどの基本的な対策を怠らないことが重要です。
取引相手の情報を確認する
インターネット上で取引をする際には、取引相手の情報を確認することが非常に大切。
特に、TwitterなどのSNSでの個人間取引は、相手が匿名の場合も多く、取引相手が信頼できる人物かどうかを見極めることが重要です。
相手のプロフィールや過去の取引実績を確認し不審な点があれば取引を中止する勇気も必要になります。
取引相手の情報確認は、安全な取引の基本です。
少し手間がかかっても、この過程を省略せずおこなうことで多くのリスクを回避できます。
安全にPayPayポイントがもらえるキャンペーンも
PayPayでは、安全にポイントを獲得できる公式のキャンペーンが定期的に開催。
キャンペーンに参加することでお得にポイントを貯めることができます。
主な公式キャンペーンの種類は以下です。
- 新規登録キャンペーン
- 利用金額に応じたポイント還元
- 特定店舗や商品カテゴリでのボーナスポイント
- 友達紹介キャンペーン
- 季節限定キャンペーン
- ミッション型キャンペーン
PayPayのキャンペーンは頻繁に内容が更新されるため、最新の情報はPayPayアプリまたは公式サイトで確認することが大切。
また、PayPay以外にもAmazonギフト券が獲得できるキャンペーンもあります。
例えば、アンケート回答やモニター参加でギフト券の獲得やサイトの活動でAmazonギフト券交換など。
これらの情報を参考に、安全かつお得にポイントやギフト券を獲得してください。
関連記事:必ずもらえるAmazonギフト券情報を厳選してご紹介!
まとめ
多くの人が利用しているPayPay。利便性はあるものの、詐欺被害に遭う危険性も隣り合わせています。
よく見られる手口は以下の3つ。
個人情報や金銭を守るためにも次の3つを意識すれば被害に遭う危険性は減少します。
送金詐欺の対策
信頼性の高いキャンペーンには、通常、公式ウェブサイトや認証済みのソーシャルメディア・アカウントを通じた情報発信があります。
お得な情報と思い直ぐにURL等をクリックせずに情報の真意を慎重に確かめていくことが重要です。
ただし、個人で全ての情報を精査するのは容易ではありません。
過度に慎重になりすぎると、逆に有益な機会を見逃してしまう可能性もあります。
以下の記事で筆者が調査し、安全を確保した上で必ずもらえるプレゼントキャンペーンを紹介。
PayPayポイントをもらえる方法を詳しく解説。