インデックス投資の暴落待ち?それもったいないよ!
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インデックス投資の暴落待ち?それもったいないよ!

kotetsu-san

暴落時はインデックス投資を始める有利なタイミングとなりえるが、機会損失のリスクが大きい。
いつ来るかわからない暴落を待つなら今すぐ投資すべき。
不動産クラウドファンディングは異なる資産クラスなため、リスク回避になる。

Xさん
Xさん

インデックス投資に興味があるけど暴落して安いタイミングで購入する方法はあり?安いままで損しない?

甲

機会損失のリスクが大きいので今すぐ始めたほうがいいです。ただ、暴落は追加投資する際のチャンスでもあります。

国の推進やメディア報道もありインデックス投資は人気です。

2010年には、日本の投資信託の中でインデックスファンドが占める割合は約8%でしたが、2023年には約29%に増えています。(投資信託協会 調査広報室レポート

投資始める人の多くは、損をしたくないと損失回避の気持ちが先行してしまいがち。

「どうせ投資をするなら暴落して安いときに大量に購入した方が損しない」とインデックス投資の暴落待ちを狙っている人も少なくありません。

暴落した際に投資をし株を低価格で購入する方法は、一見魅力的ですがリスクが伴います。

この記事では、インデックス投資における暴落待ち戦略のメリットとデメリットを解説。

代替戦略として、不動産クラウドファンディングなどの方法もお伝えします。

この記事を読めば、お金や時間を無駄にすることなくインデックス投資の最適解を学ぶことが可能です

  • 投資の最適なタイミングは「今」
  • 先延ばしすることで得られるはずだった利益を逃す可能性が高くなる

インデックス投資における暴落待ち戦略

インデックス投資において、暴落待ち戦略があります

より安価に資産を購入できる機会を狙うためですが、メリットとデメリットが存在。

適切な投資戦略を立てるためには、これらの要素を十分に理解することが重要です。

暴落時に投資するメリットとデメリット

暴落時のアクションプランはコチラ

タイミングを逃すリスクとは?

タイミングを逃すリスクとは、投資の最適な時期を見極めることができず、結果として利益を得る機会を失うこと。

リスクは以下のような状況で発生します。

  1. 価格上昇のタイミングを逃す
    市場が上昇する局面で投資をせず、後から参入しようとすると、購入価格が高くなり、得られる利益が減少。
  2. 回復局面を逃す
    市場が一時的に下落した後に回復するタイミングを逃すと、本来得られるはずのリターンが減少。暴落を待っているうちに市場が回復を始めると、その回復に乗れないリスクがある。
  3. 投資の機会を逃す
    新しい投資先や成長分野への早期参入が遅れると、初期の高い成長を享受できなくなります。特に新興企業や新技術への投資では、このタイミングを逃すことで大きなリターンを得る機会を失う。
  4. 複利効果を逃す
    投資を先延ばしにすることで、早期に投資を始めていた場合に得られる複利効果(利益が利益を生む効果)が得られなくなる。時間が経つほど複利の影響は大きくなるため、投資のタイミングが遅れることは大きな損失につながる。

機会損失を完全に避けることは難しいですが、リスクと機会のバランスを考慮し判断するのが重要です。

では、適切な投資のタイミングはいつがいいのでしょうか?

投資するタイミングはいつがいいのか?

インデックス投資をするタイミングについては、基本的には「今すぐ始めるのが良い」と言われています

理由は、インデックス投資は長期的な運用を前提としていて、時間をかけてコツコツと資産を増やすことが目的だからです。

しかし、過去のデーターから学びを得ることで、より一層最適な投資戦略を立てられます

過去のデータから学ぶ

過去のデータは、投資判断を行う上で貴重な情報源。

特に、大きな市場暴落とその後の回復過程を分析することで、投資戦略の立て方や心構えについて多くのことを学ぶことができます。

ここでは、近年の金融危機であったリーマンショック後の市場回復事例と、暴落後に取るべき行動について見ていきましょう。

リーマンショック後の市場回復事例

リーマンショックとは、2008年にアメリカで起きた、世界的な経済危機のこと

甲

アメリカの大きな金融会社「リーマン・ブラザーズ」が倒産したことがきっかけで世界中の経済が悪化しました。

2008年9月のリーマンショックは、世界的な金融危機をもたらし株式市場は大暴落。

インデックス投資で有名なS&P500指数を例に取ると、2007年10月のピーク時から2009年3月の底値まで下落しました。

引用:MONEY PLUS
URL:つみたてNISA初めての暴落…やってはいけないことは?長引いたときの対応 – MONEY PLUS (moneyforward.com)
2020/3/28

しかし、その後の、底値から約4年後の2013年3月には、ピーク時の水準まで回復。さらに、2020年末までに底値からリーマンショック前を超えています。

事例から学べることは、たとえ大暴落があったとしても長期的には市場は回復し、更なる成長を遂げる可能性が高いということが言えます。

関連記事:【インデックス投資】S&P500に投資しておけばいいと言われる理由

暴落後に取るべき行動

市場の暴落後に取るべき行動として、以下の点が重要です。

  1. パニックにならない
    暴落時こそ冷静さが大切。短期的な変動に惑わされず、長期的な視点を持ち続ける。
  2. 投資を続ける
    多くの人は暴落時に投資を止めてしまう。しかし、むしろ割安な価格で資産を購入できるチャンス。
  3. ポートフォリオの見直し
    暴落を機に、自身の投資戦略とリスク許容度を再評価する。
  4. 情報収集と学習
    暴落の原因や市場の動向について学ぶことで、より賢明な投資判断ができるようになる。ただし、短期的な予測に振り回されないよう注意が必要。
  5. 現金の確保
    次の投資機会に備えて、ある程度の現金を確保しておくことも検討。しかし、タイミングを完璧に見極めることは難しいため、全額を現金で持っておくのは避けるべき。

重要なのは、感情的な判断を避け長期的な視点を持ち続けること。

「ポートフォリオの見直し」と触れたように、暴落待ちをしない場合の代替戦略も大切です。

では一体どのような戦略があるのでしょうか?

暴落待ちをしない場合の代替戦略

暴落待ちをしない場合の代替戦略について考えていきましょう。ここでは、以下の2つを解説します。

  • 不動産クラウドファンディングの活用
  • 何も気にせずインデックス投資を始める

不動産クラウドファンディングの活用

不動産クラウドファンディングは、インデックス投資の代替または補完手段として注目。

投資方法には以下のような特徴があります。

  • 少額から始められる
    1万円から投資可能複数の案件に投資することでリスク分散が可能。
  • 比較的高い利回りを期待できる
    年間5%からの利回りを目指すプロジェクトが多い。安定収入物件や再開発エリアへの投資で高収益も可能。
  • 手間のかからない管理方法
    物件管理や運営は事業者が担当。投資家は手間をかけずに不動産投資が可能。本業などに集中しながら安定収入を得られる。

ただし投資先の不動産の状況によってはリスクが高まる可能性もあるため、十分な理解と慎重な選択が必要

不動産クラウドファンディングのプラットフォームを比較し信頼性の高いものを選定することが重要です。

関連記事①:おすすめの不動産クラファンサービス
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何も気にせずインデックス投資を始める

市場の状況に関わらず、定期的にインデックス投資を始めることは以下のようなメリットがあります。

  • 時間の味方
    長期投資により、複利効果の恩恵を最大限に受けることができる。
  • 心理的負担の軽減
    市場のタイミングを気にする必要がないため、投資に伴うストレスが軽減される。
  • 平均取得単価を抑える
    投資対象の価格が高い時も安い時も、常に一定額ずつ購入することで、結果的に1単位あたりの購入価格を安く抑えられる。(ドルコスト平均法)
甲

ドルコスト平均法は、コツコツと投資を続けたい方、価格変動リスクを抑えたい方におすすめの投資方法です。

まとめ

インデックス投資において、暴落待ち戦略は一見魅力的に見えますが、リスクもあります。

メリット

  • 低価格で買い入れできる
  • 長期リターンの向上

デメリット

  • タイミングの難しさ
  • 機会損失

暴落待ちをせず異なる戦略で投資をおこなう方法は以下です。

  • 不動産クラウドファンディングの活用
  • 何も気にせずインデックス投資を始める

市場のタイミングを完璧に予測することは極めて困難。

重要なのは、投資を先延ばしにせずできるだけ早く始めることです。たとえ現在の市場価格が高いと感じても、長期的に見れば投資を始めるメリットの方が大きいでしょう。

市場の変動に一喜一憂せず、自分の投資方針に従って着実に資産を積み上げていくことが、成功への近道になります。

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投資ブロガー
投資ブロガー×ファイナンシャルプランナー。つみたてNISA、企業型DC、ジュニアNISAを駆使して非課税投資をエンジョイ中。余ったお金は特定口座にも入れてます。インデックス投資や不動産クラウドファンディング、お得なキャンペーンについてブログで情報発信中。
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