【インデックス投資】リスクを安全に抑えるために必要な債券ってなに?
こんにちは!甲(@koublog2)です。企業型DCの解説でちょくちょくでてきた債券ですが、これってなんなの?という疑問に本日はお答えしていきたいと思います。
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若手の皆さんは株式を取り扱ってるインデックス投資の比率を高めていても問題ないと思っていますが、将来的にお金を使うフェーズに入った時に債券を組み入れる考え方を知っておくことは重要です。
債券ってどういう金融商品なの?どれくらいの割合で買えばいいの?という疑問に対し、解説していきます。
債券はリスクを抑える安全資産
債券を自分の投資商品の中に組み入れる(ポートフォリオに加える、と言います)と、損する可能性が減ります。
これだけ言うと
組み入れなきゃ損じゃん!
と、思われそうです。が、しかし、得する可能性も減ります。株式に比べて増える金額が少ないからですね。
不景気で株価が一気に落ちたときに、債券はあまり落ちません。なので損する可能性も減るというわけです。
単純に、値動きがあまりないんですね。
債券は、一言で言ってしまえば、こんな感じの商品です。
国さん、お金貸してあげるから利息付けて返してくれや。頼むで。
ここでの黒服さんが我々です。(笑) 貸す相手は国の場合もありますし、会社の場合もあります。
国内債券(日本の債券)は現在超低金利なのであまりうまみは無いです。
安全資産でも少しは利益を上げたい…!という方は米国債に投資してみるのがいいかもしれませんね。
米国は米国で為替リスクがあるので単純ではないですが、現状の日本国債よりはいいと思います。
債券は金利が上がると価格が下がり、金利が下がると価格は上がるという関係があります。
今の日本だとうまみがないというのはこのせいですね。これから金利が上がるようなことがあると、買った債券の価値が下がってしまう可能性があるという事です。
これから更に金利が下がることはないと思いますので、(既に超低金利)大きな金額を入れるのは少々不安です。
どれくらいの割合で債券を組み入れるべきか?
では、実際にどれくらいの割合で債券を組み入れるべきかですが、年齢と同じ割合の債券を組み入れるべき、という意見が主流です。
20代なら株式8割、債券2割といった具合ですね。
私個人の意見ですが、20代のうちは株式100%でもいいのかなと思っています。そもそもの資金が小さいからですね。減っても大損害という金額ではないです。
逆に言うと、20代のうちから多めの資産を持っている方は債券を組み入れておいた方がいいのではないかと思います。
最終的には株式5割、債券5割まで組み入れてゴールだと考えていますが、そこに至るまでの組み入れ方はそれぞれ個人個人でどれくらいリスクを受容できるかで変わってきます。
自分のお金が減る可能性も考えて、どのくらいまで減っても耐えられるか考えておくことが重要ですね。
まとめ
再度結論としてまとめます。
- 債券は、国にお金を貸して利息を受け取る安全資産
- 値動きが小さいので、ポートフォリオに組み入れるほどリスクが下がる
- 年齢と同じ割合の債券を組み入れるのがセオリー
- 個人的には20代の資産が少ないうちは株式100%で利益を最大化すべき
自分のリスク許容度をしっかり見極め、株式の価格が下がった時にうろたえないように備えておきたいですね!
ということで今日はこの辺で、それでは!