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【米国高配当ETF】VYM,HDV,SPYDのトータルリターンと違いの比較|2022年11月

投資手法の一つとして人気の米国高配当ETFへの投資。

今回は、

Xさん
Xさん

そもそもETFってなに?どういう投資なの?

という方に向けて何に投資しているのか、どれくらいのリターンをもらえるのか解説していきます。

本記事での解説内容

・VYM,HDV,SPYDの最新の値動き

・設定来からのトータルリターン比較

・各ETFのボラティリティ

ETFはリアルタイムで取引できる投資信託

まずETFってなんなのさ、という話ですが、

リアルタイムで取引できる投資信託です。

Exchange Traded Fundの略でETFですね。直訳すると上場投資信託です。

S&P500やオルカンに代表されるインデックスファンドを購入した場合、注文してから約定するまでに1日、間が空きますよね?

あれは、投資信託の値段が1日1回しか決められておらず、その決められた金額を待って購入するからなのです。

ETFは上場されている=市場でリアルタイムに値が動いているので、株と同じような考えで投資ができる投資信託となります。

VYM,HDV,SPYDの比較

ETFが何かざっくり理解してもらったところで、表題のVYM,HDV,SPYDですが、これらはETFのなかでも配当利回りが高いので高配当ETFと呼ばれています。

2021年時点での比較表を記載します。

VYMHDVSPYD
設定日2006年11月2011年3月2015年10月
運用会社VanguardBlack RockState Street
直近1年利回り2.88%4.81%4.31%
経費率0.06%0.08%0.07%
構成銘柄数約395銘柄約75銘柄約80銘柄
コアセクター金融
ヘルスケア
生活必需品
エネルギー
ヘルスケア
生活必需品
金融
不動産
エネルギー

着目すべきはやはり利回りが高いことと、加えて経費率も安いことですね。

経費率に関して言えば、いままでおすすめしてきたインデックスファンドに勝っています。

※S&P500に投資するSBI証券のVシリーズファンドで信託報酬は0.0938%。Vシリーズについて詳しくはこちら

VYMは広い分散による安定重視のETF

こちらがVYMの値動きです。

3つの高配当ETFのなかで、リーマンショックの影響を唯一受けています。

ベンチマーク

FTSEハイディビデンド・イールド・インデックスへの連動を目指す。

平均以上の配当を出す普通株で構成されている。

景気に左右されやすい不動産やエネルギーセクターは除外されています。

構成銘柄数も約400と多く、安定重視です。

VYMの特徴

・JPモルガン、ジョンソン・エンド・ジョンソン、P&Gなど連続増配企業を中心に構成

・経費率が他と比べて低い

・構成銘柄数が多く、分散が効いている

・REITは含まれていない

・設定来からの歴史が他の高配当ETFに比べて長い

HDVは財務健全性を意識しつつ高配当なETF

こちらがHDVの最新の値動きです。VYMと似ていますが、若干こちらのほうが値動きが激しいです。

ベンチマーク

モーニングスター配当フォーカス指数への連動を目指す。

財務健全性が高く、持続的に平均以上の配当を支払える企業で構成されている。

主に生活必需品やエネルギー、ヘルスケア、通信の企業に投資しています。

構成銘柄数は約75、こちらも比較的安定重視です。

HDVの特徴

・構成銘柄数は75と多くはないが、健全性の高い企業への投資

・安定的な高配当が期待できる

・インカムゲイン、キャピタルゲインの双方が期待できる

・REITは含まれていない

SPYDはとにかく高利回り重視!なETF

3つの高配当ETFの中で一番歴史の浅いSPYDの最新の値動きです。

VYM,HDVと比べて、設定来からの値動きを見ると右肩上がりで値が上がっているとは言いづらい値動きをしています。

ベンチマーク

S&P500指数のなかで、高配当利回りの上位80銘柄へ投資。

3つの高配当ETFのなかでも、分配金が高いという特徴があります。

現状、金融、不動産、エネルギーの分野がコアセクターとなります。

構成銘柄数は約80、SPYDは完全に高利回り重視です。

一番景気の影響を受けやすいETFですね。

SPYDの特徴

・配当利回りが高い

・景気動向に左右されやすい

・80銘柄のみの投資であり、分散はあまり効いていない

配当金は3,6,9,12月に入るものが多い

今回紹介したVYM,HDV,SPYDはどれも年4回配当金を受け取ることができます。

3月、6月、9月、12月の4回ですね。

配当金を受け取るためには、「権利落ち日」の4営業日前に購入しておく必要があります。

権利落ち日はだいたい配当金が支払われる月の4週目前半、20日あたりに設定されていることが多いようです。

9月の配当金を受け取りたい!と思ったら9月の第2週までには約定しておくのが良いですね。

VYM,HDV,SPYDのトータルリターン

次に、各米国高配当ETFのトータルリターンとボラティリティ、ドローダウンについて紹介します。

  • トータルリターン…投資で得られた総合収益のこと
  • ボラティリティ…価格の変動率。ボラティリティが大きいほど価格変動が大きい
  • ドローダウン…最大資産からの下落率。出た損失がどれほど大きかったかを示す

VYM設定来からのトータルリターン比較

一番歴史の古いVYM設定来からのトータルリターン比較をしてみます。

ETF銘柄VYMHDVSPYD
トータルリターン257.7%211.7%87.2%
ボラティリティ19.1%15.3%21.5%
ドローダウン-57.0%‐37.0%-46.4%

トータルリターンは設定来から期間が違うので単純に比較できません。

ボラティリティを見てみると健全性を重視しているHDVが一番変動率が低くなっています。

ドローダウンについてはVYMのみ唯一リーマンショックを経験してますので、そこで差がついていますね。

SPYD設定来からのトータルリターン比較

ETF銘柄VYMHDVSPYD
トータルリターン119.7%96.5%87.2%
ボラティリティ17.7%17.2%21.5%
ドローダウン-35.2%‐37.0%-46.4%

SPYD設定来(2015年10月から)で比較してみました。

これだけ見るとVYMがかなり優秀ですね。トータルリターンも大きいうえにボラティリティも他と比べて低く、ドローダウンも小さいです。

ただこれはトータルリターンでの比較ですので、配当利回りだけで比べるとSPYDのほうが高くなります。

SPYDは一番景気の影響を受けやすいと言っていましたが、データとしても現れていますね。

ドローダウンもボラティリティも他と比べて大きくなっています。

まとめ:VYM,HDV,SPYDの特徴

今回は、米国高配当ETFのVYM,HDV,SPYDについて紹介しました。

再度、それぞれの特徴をまとめると…

  • VYM:広い分散による安定重視
  • HDV:財務健全性を意識しながら高配当を狙う
  • SPYD:とにかく高利回り!攻めのETF

こんな感じです。

私は安定志向なのでVYMに投資していますが、特に正解があるわけではないです。

人によってはいろいろと組み合わせたり、一本だけに絞ったりと様々。

これまでの結果ではありますがトータルリターンではVYMが強く、安定性ではHDVに分がありそうです。

高配当ETFについても投資ルールを決めてルールに沿って積み増していきたいですね。

ということで、今日はこの辺で、それでは!

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