【洗脳】金持ち父さん貧乏父さんを勧めてくる人はやばいのか?
「金持ち父さん貧乏父さん」がやばい理由として、ネットワークビジネスやマルチに洗脳されている人が薦めてくるという実態がある。本自体は良書であり怪しいものではない。
この本めっちゃいいからとりあえず読んでみてよ!この本読んで成功して高級車のったり高級マンション買えたり人生変わったよ!
「金持ち父さん貧乏父さん」はロバートキヨサキ氏が執筆したお金に関する話が書かれた本。
たまに上記のように若干怪しい成功者?から本を勧められることがあります。
ネットワークビジネスやマルチ商法に洗脳されている人から勧められることが多いのですが…
この本がネットワークビジネスやマルチ商法の世界でどのように利用されているかを知ることは、私たちが直面するかもしれない危険を理解する上で重要です。
この記事では、金持ち父さん貧乏父さんが持つ二面性を明らかにし、正しい知識の取り入れ方を探求します。
洗脳されている人が金持ち父さん貧乏父さんを勧めてくる?
最近、特定のビジネスモデルに関わる人々から「金持ち父さん貧乏父さん」の推薦を受けることが増えています。
なぜ彼らが「金持ち父さん貧乏父さん」を勧めてくるのか、その理由は…
ロバートキヨサキ氏の考えを利用して自分のビジネスに勧誘したいから。
金持ち父さん貧乏父さんに書かれている主張は、以下のような内容です。
ロバートキヨサキ氏は、読者にビジネスや投資をするよう勧めています。
これ自体は問題ではなく、投資の入門書として優秀なのですが…
- ビジネスオーナーにならないとお金持ちになれない
- 労働を一生続けても搾取されるだけ
上記の部分を強調してネットワークビジネスやマルチに誘うわけですね。
ネットワークビジネスやマルチ商法に嵌っている人の愛読書
というわけで、「金持ち父さん貧乏父さん」は、ネットワークビジネスやマルチ商法をやっている人にとっての愛読書となっています。
この本で勧められている金融知識や資産構築の手法は、ネットワークビジネスの理念として利用しやすいものです。
金銭的な自由を追求する考え方や、収入源の多角化などは、勧誘する側の根拠として非常に魅力的。
本の内容から自分たちに都合の良いことを植え付け、悪用しているわけですね。
「金持ち父さん貧乏父さん」で洗脳されるというよりは…
「金持ち父さん貧乏父さん」を読んだからと言って洗脳されたりするようなことはありません。
ネットワークビジネスやマルチ商法に洗脳されてしまっている人が、仲間を増やすための道具として使っているというのが実態。
私も実際に本を読んでいますが内容は説得力があり、投資に活かしています。
実際にどのように洗脳されてしまうのか?
実際に「金持ち父さん貧乏父さん」を使ってどのようにネットワークビジネスやマルチ商法に勧誘するのかを紹介します。
勧誘されるまでの流れ
近づいてくる方法は様々ですが、多いのは合コン。
または普通の知り合いの関係から自然に紹介してくることが多いです。
飲みに行きましょうよー!
合コンや飲み会の場ですぐに勧誘されることはほとんどありません。
普通に楽しく何度かやり取りすることになるでしょう。その後…
社会人サークルみたいなものでゲーム会するですけど良かったら一緒に行きませんか?
と言ってゲーム会に誘われます。具体的に何のゲームかは教えてくれません。
そこでやるゲームが、「キャッシュフローゲーム」。
このゲームは「金持ち父さん貧乏父さん」の著者、ロバートキヨサキ氏が考案したゲームです。
投資やビジネスで「ラットレース」から抜け出すというコンセプトでゲームそのものは勉強になります。
なぜゲームの内容を教えてくれなかったかというと…
Google検索するとキャッシュフローゲームに関して「やばい」、「怪しい」、「勧誘」という言葉が並び、調べられると困るから。
ゲーム自体は楽しいのでいい気持ちでゲーム会を終えた後…
このゲームの考案者が書いた本もめっちゃいいから読んでみてくださいよ!
と言って「金持ち父さん貧乏父さん」をおすすめされるわけですね。
実際に読んだ後は…
本の感想などを語り合い、盛り上がったところで謎の師匠が登場します。
この後の流れはよくあるマルチ商法への勧誘。
実績を出しているビジネスオーナーの師匠から自分でビジネスを手に入れることの魅力をこれでもかと語られ、気づいたらマルチ商法に加担してしまっている、というわけですね。
有名なアムウェイでも勧誘によく使われる
自分のビジネスを持つべきだ!という「金持ち父さん貧乏父さん」での主張を利用して、アムウェイの勧誘にもよく使われています。
MLMと専門用語が使われていますが一般的にはマルチ商法と呼ばれるものです。
MLMそのものに違法性があるわけではありませんが、アムウェイの勧誘の仕方に問題があり最近では消費者庁から業務停止命令も下っています。
本そのものはそんなにやばい内容なのか?
「金持ち父さん貧乏父さん」の本自体は良書。
やばいかどうかで言えばいい意味でやばいです。
今までの常識が覆る目から鱗の情報が記載されています。
金持ち父さん貧乏父さん自体は良書
「金持ち父さん貧乏父さん」は金融知識や投資についての非常に有益な情報を提供しています。
特に私が衝撃を受けたのは以下の3点。
- マイホームは負債である。資産にはならない。
- 資産を買わないとお金持ちにはなれない。
- お金のために働いてもお金持ちにはなれない。
詳しい説明はネタバレになってしまうので避けますが、この本の要約としては、金融知識の重要性、資産と負債の区別、収入源の多角化など、金融リテラシーを高めるための話が盛り込まれています。
経済的自立を目指すための戦略や考え方が詳しく記載されており、非常に有益でした。
3冊目以降はちょっと怪しい内容に…
しかし、シリーズの3冊目以降では、内容がやや怪しくなり、特定のビジネスモデルへの誘導が見受けられる場合があります。
これらの書籍では、特定の投資戦略やビジネスモデルを強く推奨する内容が含まれていることがあり、これが一部の読者を特定のビジネスへと導く原因となっている可能性があります。
読んでみたいと思った方はとりあえず1冊目を読み、面白かったら2冊目まで読めば十分かなという感じです。
まとめ:本自体は良書。洗脳されてるやばい人が悪用している
「金持ち父さん貧乏父さん」は本来良書であり、金融知識や投資に関する貴重な情報を提供しています。
しかし、残念ながら一部の人々によってこの本は悪用されています。
- ネットワークビジネス
- マルチ商法
- アムウェイ
普通にいい本だと思って薦めてくる人もいるので薦められたからと言って全員を怪しむのはやめておいたほうがよいです。
勧誘の道具として「金持ち父さん貧乏父さん」を勧められたとしても、実はそれは矛盾した行為。
自分のビジネスを持つことがお金持ちへの近道でしたよね。
マルチ商法に加担するということは、マルチ商法を自分のビジネスとして持つ大元に搾取されているだけ。
お金持ちから遠のく行為、誰かの資産になって働いてしまっている状況と同じです。
本の内容を理解して人生を豊かにしていきたいですね。