【新入社員の貯蓄】新人時代に、貯金をいくらすればいいのか解説
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【みんなどれくらい貯めてる?】新人時代に、貯金をいくらすればいいのか解説

こんにちは!甲(@koublog2)です!新入社員の時の私は貯金に対して以下のように思っていました…

甲

会社の積み立て型保険?よくわかんないけどそれに入っておけば大丈夫でしょ!後のお金は使うぞー旅行行くぞー若いうちにしかやれないことやろっ!

ということでね、最初の夏休みなんかグアムとマレーシアに行ってました。一夏に2回海外。

海外に行ったことは1㎜も後悔してないですし、実際行けるときに行った方がいいと今でも思ってます。(今はまだまだコロナで行きづらいですが…)

ただよくわからないまま積み立て型保険に入り、貯蓄はそれしかしてないっていうのは今考えると非常に危うかったなぁと思います。

そこで、今回の記事では、実際にどのように貯蓄をするのが賢明だったのか?過去の自分に向けて説明するつもりで解説していきたいと思います。初任給が入った新入社員の皆さんの参考になれば幸いです。

甲(こう)
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収入の10分の1を貯蓄せよ

結論から申し上げますと、手取り収入の10分の1を貯金に回すことをお勧めします。

この見出しの言葉は知っている人も多いと思います。バビロン大富豪の教えという本に掲載されている「黄金に愛される7つ道具」の言葉の一つですね。

これはどういうことかというと、収入の10分の1を貯金しておくことで、残りの10分の9の金額で生活することになり、その生活に慣れるということを目的としています。

手取り収入が20万円あったのであれば、2万円は貯金して18万円で生活する、ということです。

使っていいお金があると、人は使えるところまで使ってしまいます。新人時代の私がいい例ですね。

当然、旅行にたくさん行っていた1年目の私は貯蓄ほぼ0でした。

ただ、結果的には会社の積立保険で多少なりともお金は残っていた、ということになります。

お勧めの貯蓄先について

次に、具体的な貯蓄先について紹介したいと思います。

貯蓄先については、預け方として新人時代の私がやっていた積み立て型保険や、その他にも定期預金、普通預金など様々ありますね。

まだ貯蓄が十分にない新人社員なのであれば、普通預金で貯蓄することがおすすめ。

理由ですが、何かあった時にすぐ引き出せるお金を作っておかなければならないからです。

定期預金や積み立て型保険は、利息は普通預金に比べれば高いですが、好きなときに引き出すことができません。

もちろん、何かあった時は保険で備えておく手も有効です。以下の記事で新入社員に必要だと思う保険についても紹介しています。

関連記事:【もしもの備え】新入社員に必要な保険とは?

最低限の保険で備えつつ、何かあった時の為に引き出せる普通預金に収入の10分の1ずつ貯めていく。

これで生活が成り立つように、貯金したお金は元からないものと考えるぐらいがちょうどいいかもしれませんね。

他の人はどれくらい貯めているのか?

Xさん
Xさん

みんなどれくらい貯金あるんだろう…お金のことは聞きづらいなぁ、皆が貯めてる金額くらいは貯金しておくべきだよなぁ…

みんながこれくらい貯めてるなら大丈夫かなぁとか思いたいですよね。

20代の若手が貯蓄をしている金額についての解説と、私個人が思うまずはこの金額を目標に貯めるべき!という観点を解説します。

20代の貯金額について

20代の若手が実際にどれくらい貯金をしているのかを解説していきます。

以下の表は、金融広報中央委員会が発表している、「家計の金融行動に関する世論調査」[単身世帯調査](令和2年)に掲載されている20代の金融資産保有額です。

20代の割合[%]
100万円未満49.9
100~200万円未満15.5
200~300万円未満8.4
300~400万円未満6.3
400~500万円未満4.4
500~700万円未満5.2
700~1000万円未満3.0
1000~1500万円未満1.6
1500~2000万円未満0.8
2000~3000万円未満0.5
3000万円以上0.0
無回答4.4
平均[単位:万円]203万
中央値[単位:万円]81万
出典:https://www.shiruporuto.jp/public/data/survey/yoron/tanshin/2020/20bunruit001.html

…結構多くない?ちなみにこれは、金融資産保有世帯のデータです。

貯金を全くしていない人はデータに入っていません。

では、貯金をしていない人がどれくらいいるかというと、20代では約半分。

43.2%の人が金融資産を保有していないそうです。

貯金しているってだけで上位半分には入ってることになるんですね…

注目すべきは中央値ですね。81万円です。

平均値は203万ですが、これは一部の大金持ち20代が全員の平均値を引き上げているから高くなってます。

中央値は、全員を一列に並べて、だいたい真ん中の人のデータを見る方法です。

こちらの方が実態に近いデータとなりますね。

このデータからも、約100万円貯められていれば、他の人よりちょっとだけ多く貯金ができており、もしもの備えもできていると思ってよさそうです。

目標額は給料半年分

私個人が思う目標額についての結論は、手取りでの給料の半年分です。

これはなぜかというと、生活防衛資金としてそれくらい貯めておきたいからですね。

以前、新入社員に必要な保険についての記事を書きました。

その中で、最悪のケースとして医療費が約100万程かかる(高額療養費制度込みで)ことも考えておくべきだという事を紹介しました。

関連記事:【もしもの備え】新入社員に必要な保険とは?

新入社員の給料ですと、1年間節約をすれば100万に到達することも可能だと思っています。

月に8.3万円の貯金ですね。家賃補助で福利厚生がしっかりしてたり、実家からの通勤であれば無理のない金額。

もちろん、他に買いたいものがある方はそのための貯金も別にしておくべきですね。

ここで目標金額としているのは、あくまで何かあったときにすぐに引き出せるお金としてこれくらいは確保しておきたいという金額です。

新入社員として入社してすぐのタイミングは、会社の寮が使えたり、税金がまだ安かったりと貯めやすい環境ではあるので、1年目は頑張って貯金に回そう!と意識しておくといいかもしれませんね

まとめ

今回は、新入社員がいくらを目標に貯金すればいいのか、他のみんなはどれくらい貯めているのか解説しました。

  • 給料の半年分、約100万を目標に貯める
  • 20代の貯金額中央値は81万円(令和2年版)

残りのお金で生活することに慣れ、堅実にお金をためていきたいですね。貯金用の口座と生活費用の口座は分けておくこともおすすめです。

会社によっては、給料の振込先として第2口座を指定できる場合もあると思いますので、第2口座に貯金しておいて放置するくらいでいいかもしれません。

ということで、まずは100万円を目標にコツコツ積み上げていきましょう。貯めることが出来れば、入るべき保険についてもより最適化していけると思います。

ということで今日はこの辺で、それでは!

入社時に知りたかったお金の話について以下の記事でまとめておりますので合わせてご活用ください。

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