【自分年金】企業型DC、選ぶべきではない商品について
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【自分年金】企業型DC、選ぶべきではない商品について

こんにちは!甲(@koublog2)です。

「企業型DC」どれを選べばいいのか悩みますよね。

私は当時ギャンブラー気質でしたので元本確保じゃなくてリスク取るぞ!と思ってバランス型の商品を選んでました。

前回の記事で選ぶべき商品、積み立てるべき金額についてそれぞれ解説しました。

関連記事:【老後の資産形成】企業型確定拠出年金(DC)とは?商品の選び方を解説

関連記事:【老後2000万問題】企業型DC、結局いくら積み立てればいいのか解説

お勧めの商品は分かったけど自分は違う商品がいいなと思っている皆さんに、選ぶべきではない商品についてお伝えしたいと思います。

甲(こう)
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投資ブロガー×ファイナンシャルプランナー。つみたてNISA、企業型DC、ジュニアNISAを駆使して非課税投資をエンジョイ中。余ったお金は特定口座にも入れてます。インデックス投資や不動産クラウドファンディング、お得なキャンペーンについてブログで情報発信中。
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選ぶべきではない商品

元本確保型商品

いわゆる、定期預金や貯蓄型保険の商品です。

元本確保と聞くと、積み立てたお金が減らないというように聞こえるので堅実に貯めていきたい人にはいい商品のように思えます。

その商品がおススメできない理由は以下の通りです。

1.貯金なのに、60歳まで引き出せない

貯金したいのであれば、貯金でいいじゃないか、という事ですね。

貯金であれば、好きなときに引き出せます。

使いたい用途に対して手数料無料の銀行を選べば、何のリスクもなく使うことができます。

それに対して、企業型DCでの元本確保型商品は、貯金なのに引き出せません。

貯金をしたいのであれば引き出せる銀行に貯金してください。

2.積み立てた金額は保障されるが、価値は保障されない

元本確保型ですので、積み立てたお金は減りません。ただし、それは見た目の話です。

インフレして、物価が上昇した時のことを考慮すべきです。

インフレすると、100円で今まで買えていたものが100円では買えなくなります。

実際、皆さんがこれまで生きてきた20数年でも感じるところはありませんか?

今まで100円で変えていたお菓子が、100円で買えるけど量が極端に少なくなっていたり、学生の時は500円以下で食べられていたラーメンが、1000円近くなっていたり。

これはつまり、モノの値段が上がって、お金の価値が下がっているということです。

企業型DCは60歳まで引き出せないので、新入社員の場合約35年の運用期間があります。

今まで生きてきた20年で明らかにモノの値段があがっているのに、これからの35年を想像するとどうでしょうか。

元本確保型はただ見た目の金額だけを保障しているということが実感できるのではないかと思います。

アクティブ運用の投資信託

前回の記事でおすすめは先進国株式を扱っているインデックスファンドとお伝えしました。

パッシブ運用のファンドですね。アクティブ運用のファンドは、パッシブ運用に比べて信託報酬(手数料みたいなもの)が高いです。

信託報酬は1%を切るべきだと私は考えています。それ以上は高いと思っていただいたほうがいいです。

ただ、会社がどんな商品を用意しているかによるので、信託報酬が高い中から選ぶしかない場合もあるんですけどね…

アクティブ運用のファンドは、信託報酬0.1%を切る商品は私は見たことがありません。

なぜパッシブ運用より高いかというと、手間がかかっているからです。

テーマに沿って何の株に投資するのか決められていたり、状況によって買う銘柄を変えたり、いろいろ手間をかけてくれているので手数料が高いです。

そうやって手間をかけてくれているんだったらあまり手間のかからないパッシブ運用よりいい成績が出そうですよね?

ただ、投資期間が短期でも長期でも、アクティブ運用のファンドは、7~8割の確率でパッシブ運用のファンドに成績で負けてしまうことがデータとして明らかになっています。

これはなぜかというと、手数料が高いからにほかありません。

逆に言えば2割は勝つ確率がありますが、その2割に大金を預けられるでしょうか?

長期投資していけばしていくほど積み立てれた金額に差が出てくる可能性が高いです。

すでに商品を選んでしまった人に向けた対策

ここまでの話を読んでいただいて、私もうすでに選ぶべきではない商品選んでしまってる…と思った方も大丈夫です。

商品を変えればいいだけです。以下の2種類の手法を用いて、既に積み立てた商品の変更と、これから積み立てる商品の変更の手続きをして下さい。

会社にもよりますが、手数料はかからず変更可能です。

運用商品預替

既に運用している商品を売却して、新しい商品を買う事。これだけでは、今後積み立てる商品は変わらないので注意すること

運用割合変更

これから積み立てる商品を変更する手続き。複数の商品を選択している場合は、どのような割合で商品を購入していくかを決めることができる。

まとめ

今回は、企業型DCで選ぶべきではない商品について解説しました。

  • 元本確保型の商品
  • アクティブ運用の投資信託

上記2点の商品は選ばないほうが賢明だと思っています。もちろん、最終判断は個人ですべきです。企業型DCは投資だという事を理解して、自己責任で投資してください。

入社時に知りたかったお金の話について以下の記事でまとめておりますので合わせてご活用ください。

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