インデックス投資

【インデックス投資】為替リスクの具体的な影響|S&P500、オルカンにも関係有

こんにちは!甲(@koublog2)です。

為替リスクもあるから気を付けて、と言われる米国株投資。もちろん全世界株でも為替リスクはあります。

具体的にどれくらい影響があるのかご存じでしょうか?

Xさん

S&P500もオルカンもドル転せずに円で買ってるから関係ないよ~

というのは完全に勘違いです。円で買っていても為替の影響は受けます。

今回は、具体的にどれくらいの影響があるのか?金額も含めて解説していきます。

直近20年では1ドル76.14円~135.16円で推移

上記グラフが直近約20年間の為替レートを示したものです。

一番円高したときは1ドル76.14円、逆に一番円安となったのは1ドル135.16円です。

そもそも、円高・円安とはこういった意味となります。

「円高」とは「円の価値が高くなる」ことを意味します。反対に、「円安」とは「円の価値が安くなる」ことを意味します。
出典:YJFX!

円高は円の価値が高くなる、つまり1ドルで同じ価値の円が買えなくなることを指します。

逆に円安は円の価値が安くなる、つまり1ドルで円がたくさん買える、ということになります。

ややこしいですが、外国株に投資する際、円安になったほうがいいです。

仮にS&P500に投資した場合に当てはめてみます。

S&P500に100万円投資し、為替レートが100円と仮定すると、S&P500の価値は10000ドルです。

これが円高、円安でそれぞれどうなるかというと…

円高(1ドル75円)円安(1ドル135円)
保有資産価値75万円135万円

円で払ったお金は100万円で変わらなくとも、円高になるとその分目減りしてしまいます。

S&P500の価値が10000ドルで変わっていなくても、日本円に換算すると価値が変わってしまっているからですね。

ここ20年の最高値と最安値の水準ではありますが、為替だけで±20%ほど影響を受ける可能性があることを示しています。

ただこれは最高値と最安値なので、銀行や証券会社の予想では95~115あたりで推移すると予想されています。

ちなみに楽天証券にこんなグラフがありました。

出典:楽天証券

投資家が、円貨でS&P500に投資した場合に、円換算した投資成果を示しています。

ここで期間が2013年から2018年となっていることに注目していただきたいです。

もう一度上の20年間の為替の動きを見てみると、ちょうど円安に振れ始めたころから切り取ってますね。

為替で得をするように見せているような節も見て取れます。

S&P500の場合はドル円だけですが、オルカンの場合さらに複雑です。様々な通貨の値動きが絡んできます。

ただ、それは通貨を分散して持っているとも取れるので、リスク管理的にはプラスとも言えます。

ここ数年は円高傾向だったが、最近は円安傾向

2015年あたりから、徐々に徐々に円高になっていっていました。(為替リスクをとったインデックス投資的には損)

この時期、日本は金融緩和していましたが、アメリカは金利を引き上げていたわけです。

金利が低いと企業がお金を借りやすいので景気は良くなっていく傾向にあります。

アメリカは逆に金利を高くしていたので、その差で徐々に円高していったわけですね。

(もちろん金利以外にも様々な要因が絡んでいます)

そしてコロナウイルスによってさまざまな経済活動が停止を余儀なくされたため、アメリカも金融緩和を行いました。

その結果、現在は円安方向に向かってきています。

最近はS&P500最高値を更新してますが、それに加えて円安でも価値が上がっているわけですね。

まとめ:円貨決済しても為替影響はある

今回は、為替影響で金額にどれくらいインパクトがあるかを紹介しました。

  • 直近20年間だと最大で±20%ほどの影響があった
  • 円安になったほうが資産価値は増える
  • ここ数年は円高傾向だったが、最近は円安に振れている

今はS&P500が数十%のレベルで1年間で上がっていますが、そこには為替によるプラス分ものっています。

自分のとっているリスクがどれくらいなのか把握しておくことは長期で投資していくうえで重要です。

少しでも参考にしていただければ幸いです。

ということで、今日はこの辺で、それでは!

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