インデックス投資

【インデックス投資】パッシブ投資ブームが厄災?本当に危険なのか

こんにちは、甲(@koublog2)です。

今日のBloombergにこんな内容の記事が出ていました。

Xさん

パッシブ投資ブームが厄災?インデックス投資してれば問題ないんじゃないの?

長期投資家の方からすると見過ごせない見出しですね、

もちろん私もインデックス投資をしている一人として気になりました。

何をもって”厄災”と言っているのか、インデックス投資に問題はあるのか、記事内容を引用しながら解説します。

投資に値しない企業に資金配分される

パッシブ運用は確かにコストを下げ、投資を大衆化し、多くの人がリターン上昇の恩恵を受けた。その半面、投資に値しない企業に資金が配分され、市場の価格発見機能をゆがめ、ボラティリティー(変動性)が高まるという副作用を批判派は列挙する。

出典:Bloomberg

結論から申し上げますと、投資に値しない企業に資金が配分されることでボラティリティ(価格の上げ下げの幅)が上がる、との意見のようです。

この記事で具体的にどのパッシブ運用(インデックスファンド)について言われているかは読み取れません。

今回は”ブーム”と言われていることもあるので、楽天証券でもSBI証券でも積立1位となっているS&P500について考えてみます。

S&P500は、具体的にどこに投資しているかというと…

S&P500の投資先

米国の格付会社、スタンダード&プアーズ社が時価総額順にアメリカの500社を選出

スタンダード&プアーズ社は旧名で、今は「S&P Global Ratings」という名前になっています。

500社の中での現時点の上位10銘柄は以下の通りです。

順位銘柄
1アップル
2マイクロソフト
3アマゾン・ドット・コム
4フェイスブック
5アルファベットC
6アルファベットA
7バークシャー・ハサウェイ
8JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー
9テスラ
10ジョンソン・エンド・ジョンソン

アルファベットはGoogleのことですので、見事にトップ5はGAFAMが占めているわけですね。

投資に値しない企業に資金配分されているのか?

という点においては、何をもって投資に値しないと判断しているかが記事からはわかりませんので明確なことは言えません。

ただ、ボラティリティが上がっている、という点においては事実として受け止めるべき部分ではあります。

S&P500はここ最近、価格が最高値を更新し続けています。

コロナショックからの価格の上昇率は非常に高く、1年で+50%近く上がっています。

ボラティリティが高い(価格の上げ下げの幅が広い)というのはその通りですね。

実際、実力以上に価格が上がっているという意見も多いです。

これだけ上がっているということは、同じだけ下がる可能性もあります。

調子がいいときほど見直しをかけるべき、というのはこちらの記事でも解説しておりますのでよければ合わせてご覧ください。

関連記事:【インデックス投資】S&P500、最高値更新。好調な時ほど考えたい”続けるコツ”

インデックス投資ブームは厄災なのか

ボラティリティが高い=厄災というのは少々言い過ぎな気もします。

ここで、誰が厄災だと言っているのか?に視点を変えてみます。

シンプリファイ・アセット・マネジメントのチーフストラテジスト、マイケル・グリーン氏はパッシブ運用の狂乱的なブームについて、「社会的な意味での惨事がもたらされかねない」と警告する。「危機の到来は必至であり、変化を拒むことはできなくなる」と述べた。

出典:Bloomberg

シンプリファイ・アセット・マネジメントはETFを扱っている会社で、去年設立されたようです。

一番資産が集まっているのはSPDというETFです。

このSPD、何に投資しているかというと…

S&P500じゃないですか…

で、経費率はいくらかというと

S&P500より高いですね。(ちなみにSBI・VシリーズのS&P500対象ファンドの信託報酬は0.0938%)

そりゃこの人たちにとってはインデックスファンドに資金が流れるのは厄災だわなぁ…

という感じです。

関連記事:【インデックス投資】SBI・Vシリーズ、投資対象となるか?楽天証券と比較しながら解説

まとめ:ボラティリティが高いのは事実なので気を付けて

今回は、パッシブ投資(インデックス投資)ブームは厄災なのか?ということに対して解説していきました。

  • ボラティリティが高いのは事実。調子が良いときほど見直しを
  • 厄災だと言っている人はインデックスファンドに資金が流れ続けると困る人

ただ、いつかはS&P500も下がります。長期運用では右肩上がりですが、下がった時期もあります。

関連記事:【過信は禁物】米国株の暗黒期について【インデックス投資】

ブームに乗って投資を始めて、貯金替わりで上がり続ける、と思っている方は少々危険です。

下がることもある、ということを理解したうえで投資を続けていきたいですね。

ということで今日はこの辺で、それでは!

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45歳までにFI(経済的自立)を目指す技術系若手社員