【インデックス投資】投資資金、いつ引き出す?4%ルールについて解説
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【インデックス投資】投資資金、いつ引き出す?4%ルールについて解説

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こんにちは!甲(@koublog2)です。先日FIRE:Financial Independence, Retire Early(経済的自立、早期リタイア)について語りました。

関連記事:【本当の自由?】FIREという考え方について

この記事の中で、4%ルールというワードが出てきたわけですが、今日はその4%ルールについて解説していきます。

積み立てNISAや企業型DCを始めるのは簡単ですが、どうやって終えるか、皆さん想像されていますでしょうか?

お金は最終的には使わないと意味がありません。入口から出口まで、しっかり考えて資産運用していきたいですね。

甲(こう)
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4%ルールとは

これまでも何度か紹介していますが、インデックス投資の平均利回りは長期投資前提・全世界株や米国株への投資4~6%です。

一言で言ってしまえば、その利回りを下回る金額を毎年引き出しても、理論的には減ることはありません。

これが、4%ルールの基本的な考え方となります。

よって、FIREするためには生活費がその4%引き出し分で賄えればよいので、年間生活費の25倍の金額がたまればよい、というわけです。

この手法は、私が今適当にしゃべっているわけではなく、非常に長い期間をかけて研究されています。

その研究結果がこちらです。

この表は、アメリカのトリニティ大学で発表された「Retirement Savings: Choosing a Withdrawal Rate That Is Sustainable」という論文に記載されています。

左側の縦列に、○○% Stocks/ ○○% Bondsという表記がありますね。

  • Stocks = 株式
  • Bonds = 債券

です。つまり、保有している株式と債券のパーセンテージを表しています。

そして、そこから右に行くにつれて3%から12%まで記載がありますが、これが資産の何%を毎年引き出すかという見方となります。

それぞれの割合で引き出した場合に、資産が残っている確率が、表の中の数字になります。

着目して頂きたいのは、4%の列です。

株式を50%の比率まで下げて安全性を上げても、なんと25年間資産が枯渇することはないです。100%の確率で残るということが、1926から1995の70年間で証明されています。

これ、かなり驚異的ですよね。将来のことはもちろんわかりませんが、過去のデータを見ると確実に資産が枯渇しなかったといえるわけです。

30年経過した場合は少々確率が落ちていますね。とはいえ95%以上の確率ではあるのですが。

より確実に、安全に引き出していきたいのであれば、3%の引き出しにしておくべき。

表のどの比率で持っていても、100%30年間枯渇することはないという結果でした。

その場合FIREするとなると年間生活費の33.3倍必要ですが…

自分の働き方や資産と相談しながら最適な生活がどこか考えていきたいですね。

4%ルールの問題点

25年であれば100%の確率で資産が残る4%ルールですが、我々は人生100年時代を生きています。

万が一老後に枯渇してしまう事は避けたいところです。

では、なぜ底をついてしまうことがあったのか、4%ルールの問題点についても解説していきます。

暴落に巻き込まれてしまう

その理由が、株価の暴落に巻き込まれてしまうことです。

米国株は基本的に右肩上がりで成長を続けてきましたが、10年単位で低迷した時期もあるのです。

関連記事:【過信は禁物】米国株の暗黒期について【全世界株も影響あり】

その時期と、自分がリタイアした時期がぴったり重なってしまった運の悪い人が、30年後に資産が枯渇してしまう5%の人の中に入ってしまうというわけです。

これを回避するためには、そもそも引き出さないようにすればよいです。株価が好調に傾く時を待ちましょう。

もう数年働くか、キャッシュを多めに持っておいてそちらから使っていくか、自分の運を呪いながら乗り切りましょう。

まとめ

今回は、インデックス投資の出口戦略である4%ルールについて解説しました。

  • 株式:50%、債券:50%の比率で4%定率で引き出した場合、25年間資産が枯渇することはない
  • 上記手法の場合100%の確率で残るということが、1926から1995の70年間で証明されている
  • 運悪く暴落に巻き込まれた場合は、引き出さずに待つか、キャッシュを使ってしのぐ

しっかりと出口も見据えて資産形成を進めていきたいですね。

ということで今日はこの辺で、それでは!

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