【FIREしたい!】インデックス投資で具体的に毎月いくら積み立てればいいの?
こんにちは!甲(@koublog2)です。
最近、働かなくても暮らしていける状態、FIREが注目されています。
かの厚切りジェイソン氏もFIRE達成組だとか。
FIREしたからお笑い芸人になーろうっとて感じですかね…?人生楽しまれてますね。羨ましい!
よっしゃFIRE目指すぞ!でも具体的に毎月いくら積み立てればいいんだ…?
ということで、今回はいくつかのパターンで、FIREするには毎月いくら積み立てればよいのか解説します。
FIREってなんぞ?という方はよければ下記記事をご参考ください。
それでは、解説していきます。
いくら積み立てればよいか?
まずFIREするのに必要な金額ですが、年間生活費の25倍の金額が必要です。
よって、毎月いくら積み立てればよいかはいつFIREを達成したいか、どれくらいの生活費が必要かで異なります。
前提条件をそろえておいて、10年、20年、30年で目指す場合について計算してみます。
- インデックス投資で積み立てる
- 年利は5%想定
- 毎年の積立額は変わらないものとする
- 月の生活費は20万とする
パターン1 10年でFIREを目指す
10年だ…10年でFIREしてやる…
という場合です。この場合、年間生活費は20万円×12か月で240万円。
FIREに必要な金額は、240万円×25で6000万円です。
毎月いくら積み立てればいいのか?結果がこちらです。
毎月の積立金額:386,394円
毎月、386,393円積み立てれば達成です!年間463万円ですね。
これを聞いて、
ふーんそんなもんか、よっしゃ積み立てたろ!
ってなる方は殆どいないと思います。…いないですよね?
パターン2 20年でFIREを目指す
では20年の場合はどうでしょうか。
結果がこちらです。
毎月の積立金額:145,974円
今度は毎月145,974円となりました。年間約175万円。
ちょっとがんばれそうな金額ですかね?まだ高い?
生活費は20万と仮定しているので、手取り年収が240万円⁺175万円=415万円あれば行けそうですね。
大体520万程の額面年収があれば達成できそうです。
パターン3 30年でFIREを目指す
だんだんRetire Earlyと言えなくなってきました。
30年で目指す場合の結果がこちらです。
毎月の積立金額:72,093円
毎月72093円、年間約86万円です。
30年の長期で見ても割とかかりますね。生活費240万+86万=326万の手取り年収があれば達成できます。
大体年収400万くらいですね。
国税庁の調査によれば日本人の平均年収は436万円らしいので、現実的な目線でいくとこの辺りが目指せる目標に近そうです。
また、図の右下の投資元本と運用収益を見ていただきたいのですが、ここでようやく運用収益が元本を上回りました。
複利の力は年数が長くなるほど効いてくることが分かります。
年数を早めるためにはどうしたらよいか?
上記でシミュレーションした金額を早く達成するには、とにもかくにも入金力を高める必要があります。
転職して年収を上げる
今の年収が低く、目標金額に達しない場合、転職して年収を上げるのが一つの手になります。
今後の日本を考えても、終身雇用制度は崩壊していく傾向にあるので、転職も視野に入れておくべきです。
転職して給料が下がってしまったら意味がないので給料を上げる方向で頑張りたいですね。
生活費を切り詰める
節約の鬼と化すパターンです。
20万で生活してたけど…もっと切り詰められるな…削るぞ…
仮に超節約して月の生活費が10万になったとすると、毎月7.3万の投資で20年で達成です。
個人的にはやりたくはないですが…私は若いうちに遊びたいです。
生活費の足しにするためのお小遣い稼ぎとして以下の記事もおススメ。
Amazonギフト券が無料で貰えるセミナー情報をまとめています。
投資へのリスクをあげる
前提条件としてインデックス投資での平均に近い年利5%としています。
インデックス投資の平均利回りについてはよければ下記記事もご参考ください。
この部分を、もっと攻めた内容(個別株への集中投資とか)にすれば、上手くいけば年利を高められます。
ただ、失敗する可能性も高くなります。FIRE目指していたのに逆に遠のいている…なんてことにはならないようにしたいですね。
まとめ
今回は、FIREするために毎月いくら積み立てればいいのか?という切り口で解説しました。
- インデックス投資で積み立てる
- 年利は5%想定
- 毎年の積立額は変わらないものとする
- 月の生活費は20万とする
上記の前提条件の場合、
- 10年で目指すと月に386,393円
- 20年で目指すと月に145,974円
- 30年で目指すと月に72,093円
の積立が必要です。
また、毎年年利5%を想定していますが、その通りには行きません。下がるときもある、という事を理解して自己責任で投資する必要があります。
年数を少しでも早めるために、入金力を高める工夫をしていきたいですね。
入金力を高める工夫についてはこちらの記事も参考にしてください。
という事で今日はこの辺で、それでは!