【各世代の】投資、みんなやってる?【投資家割合】
こんにちは!甲(@koublog2)です。投資を始めてふと気になったのが、
他のみんなも投資やってるの…?ちょっと聞きづらいけど気になるな…
という疑問でした。今回は、2020年にフィディリティが発行したビジネスパーソン1万人アンケートをもとに、どれくらいの人が投資をしているのか?の疑問に答えていきたいと思います。
前提がビジネスパーソンなので、働いている人限定のデータとなっています。
それでは解説していきます。
投資家比率について
はい、こちらがみんな投資しているのか?に対する疑問の答えです。結構びっくりしました。
20代男性で42.9%、30代男性では51.4%です。
女性は少々低めですが、それでも20代で23.7%、30代で32.6%ですね。
個人的には周りに投資している人が少なかったので、予想していたより多い結果が出ていました。
投資家比率が増えた理由
NISA(小額投資非課税制度)が浸透したから
一つ目の理由が、NISA制度の浸透にあると思われます。つみたてNISAは2018年1月から開始された制度です。
年間40万円まで非課税で投資できる制度であり、長期投資を考えた場合に使わない手はない制度となっています。
グラフでも、2018年から上り幅が増えていることがわかりますね。
つみたてNISAについては下記記事でも解説しています。
関連記事:【インデックス投資】貯金をするなら投資しろ!積み立てNISAについて解説
老後2000万問題が話題となったから
2つ目の理由が、老後2000万問題です。老後2000万問題は、2019年に話題になりましたね。
簡単に説明すると、こんな感じ。
ちょっと余裕のある暮らしをしようと思ったら年金のほかに2000万くらいはいるなぁ
年金どうなってんだよ!!!どうせもらえないんだろ!!!
国民に誤解を与えている。正式な報告書としては受け取らない。
っていう感じです。あくまで金融庁は1事例として出しているので、国民全員に当てはまるわけではないんですけどね。
この件も後押しとなり、投資家割合が増えたようです。
老後2000万問題の解決については下記記事で解説しています。
関連記事:【老後2000万問題】企業型DC、結局いくら積み立てればいいのか解説
確定拠出年金の認知率が増加したから
確定拠出年金の認知率が、2020年の段階で57.8%だそうで、備えが必要と考えた人が多い、というわけですね。
ただ認知率の上昇に比べて、加入率の増加はゆるやかです。
企業型DCについては会社でやっているかどうか、があるので加入率の変動が低いですね。
個人型DC(iDeCo)も増えてはいますが14.2%にとどまります。
おそらくですが、60歳まで引き出せないことがネックになっていると思われます。
FIREムーブメントの高まりもあり、
60歳より前に早期退職するんだ!
という思いが強い人も多くなっています。
そういった方々には、確定拠出年金はあまり魅力的に映らないんでしょうね。
または、知ってはいるけどiDeCoにまで回す余裕がない、というケースも多そうです。
FIRE、iDeCoについては下記記事もよければご参照ください。
SNSでの情報収集
レポートの中で、もう一つ気になるデータがありましたので紹介します。
お金の情報の入手先についてです。
トップは金融機関のWebサイトですが、SNSの伸びが高いです。2020年で9.2%。
今後数年でSNSが情報入手の最先端になるかもしれませんね。
最近でも、Twitterでのイーロンマスク氏の発言でビットコインが乱高下していることから、SNSの影響力の高さを感じ取れます。
Twitterでの気になるデータについては下記ツイートも興味深かったです。
この約200票の母数は投資に興味がある人達とはいえ、驚異の95.9%です。
Twitterで情報収集しようとしている人が増えていることが傾向としてわかります。
まとめ
今回は、他のみんなも投資ってやってるの…?という疑問にお答えしていきました。
- 20代男性で42.9%、30代男性では51.4%が投資している
- 女性は20代で23.7%、30代で32.6%が投資している
また、SNSでの情報収集がメインになろうとしていることも合わせて紹介をしました。
情報を取捨選択して、自分にとって必要なものを能動的に取りに行く人が増えているんでしょうね。
若いとき知っておきたかったお金の話について以下の記事でまとめておりますので合わせてご活用ください。