【インデックス投資】貯金をするなら投資しろ!つみたてNISAについて解説
こんにちは!甲(@koublog2)です。
以前、若手社員が貯金すべき目標金額について解説しました。
関連記事:【新入社員の貯蓄】新人時代に、貯金をいくらすればいいのか解説
それが溜まったらあとのお金は使っていいの?という問いに対しては、そこから先の自分の人生をどうしていきたいかで答えが変わります。
5年後に車を買いたい…10年後に家を買いたい…子供の大学費用として貯めておきたい…
色々あると思いますが、10年単位で時間がある場合に、貯金よりお得になる可能性が高い、積み立てNISAについて解説します
若手の皆さんは時間があります。今からやっておくと将来かなり余裕が出るはずです。
参考になれば幸いです!
つみたてNISAがお得な理由
まず結論から申し上げますと、以下の点でお得です。
- 得た利益に税金がかからない
- 定期預金や保険、企業型DCと違いいつでも引き出せる
- インデックスファンドで積み立てられる
それぞれ解説していきます。
得た利益に税金がかからない
通常、投資で得た利益には約20%の税金がかかります。
例えば、1万円で株を買ったとします。それが2万円まで値上がりしたので売却すると、1万円儲けた!というように思えそうですよね?
ただ、売却したときに税金がかかるので、実際に受け取れる利益は、20%を引いた8000円になります。
何で儲けようが、国は税金を取ってくるのです…ぐぬぬ…
ただ、つみたてNISAの枠の中であれば税金が取られません。上の例で行けば1万円がそのまま手に入るというわけです。
いつでも引き出せる
普通預金に比べて利率の良い商品(定期預金や積立保険、iDeCoなど)は、お金の拘束期間があります。
いざというとき使おうとすると積み立てたお金より少ない額しか返ってこなかったり、そもそも使えなかったりします。
つみたてNISAの場合、普通預金より良い利率で運用可能であり、さらにいつでも引き出し可能です。
インデックスファンドで積み立てられる
つみたてNISAは、言ってしまえば箱にしかすぎません。その中に何の商品を入れるかは自分で選ぶ必要があります。
関連記事:【自分年金】企業型DC、選ぶべきではない商品について
上記の記事でも触れましたが、長期間での投資の際、元本確保型は時間がある若い人にはあまりお勧めできません。
積み立てNISAは、金融庁が厳選した商品で投資ができます。
その中でもおすすめはインデックスファンドです。
徹底的に手数料を安くし、自分の利益を最大化したいですね。
インデックスファンドの中でもおすすめの商品は下記記事で解説しています。
関連記事:【インデックス投資】積み立てNISAのお勧め商品解説!米国or全世界
つみたてNISAのデメリット
基本いいことばかりのつみたてNISAですが、デメリットもあります。
- 元本確保型ではない商品の場合、元本割れする可能性がある
- 年間40万円までしか投資できない
- 非課税期間は20年まで
元本確保型ではない商品の場合、元本割れする可能性がある
元本確保型ではない主な商品は株式です。
全世界の景気が一気に悪くなることがあれば、積み立てたお金が減る可能性があります。
2020年はコロナショックでかなり下がりましたよね。
元本確保型の商品もあるのですが、20年間放置することを考えたときの選択肢としてはあまりうまみがないです。
どうしても元本確保でやりたいのであれば銀行で定期預金したほうがいいと思います。
年間40万円までしか投資できない
つみたてNISAの枠の中で投資ができるのは、年間で40万円までです。この金額からも、長期で少しずつ積み立てることを前提とした制度であることが分かると思います。
短期間で一気に儲けを狙う投資ではない。ということですね。
非課税期間は20年まで
メリットとして、利益に対して税金がかからないと説明しました。しかし、税金がかからないのは20年までです。20年経過した後も運用を続けることはできますが、つみたてNISAの期間が終了した後から発生した利益に対しては税金がかかります。
まとめ
今回は、つみたてNISAの制度について紹介しました。
儲けたら必ずと言っていいほど税金を取っていた国が、税金を取らないですよと言っている驚天動地の制度です。こんなこと言うと怒られそうですが(笑)
再度メリットとデメリットについてまとめておきます。
メリット
- 得た利益に税金がかからない
- 定期預金や保険、企業型DCと違いいつでも引き出せる
- インデックスファンドで積み立てられる
デメリット
- 元本確保型ではない商品の場合、元本割れする可能性がある
- 年間40万円までしか投資できない
- 非課税期間は20年まで
ある程度の生活費を確保した後に、今後すぐ使う予定のないお金がある方にとって非常にお得な制度です。
名前は聞いたことあったけど…という方はこの機会にぜひつみたてNISA口座開設を検討してみてください。
証券口座の開設方法は以下で詳しく説明しています。
ということで今日はこの辺で、それでは!
入社時に知りたかったお金の話について以下の記事でまとめておりますので合わせてご活用ください。